特定非営利法人 子どもとメディア

子どもとメディアの新しい関係を求めて

取り組み

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2004年度文部科学省委託事業
「子どもとメディアに関する実態調査」結果概要から
 
 ●子どもたちの“メディア漬け”さらに深刻に
平日6時間以上メディア接触をしている子どもが、小学生で26%、中学生で24.2%といずれも4分の1程度を占めている。1日6時間もの間、他と言葉も交わさず、体を動かすこともなく、本も読まず、勉強もしない子どもたちが小・中学生の4分の1に達している。
 
  ●子どもたちの気になる現象
1.睡眠時間
9時前に寝るのは小学4年生で4分の1、6年生になると1割に減る。その原因は殆どがメディア接触であることが明らかになった。子ども期の睡眠時間の短さが心身の発達に重大な影響を及ぼすことへの警鐘が度々テレビや新聞で取り上げられているが、その主たる原因が、このようなメディア接触であることには、全く触れていないものが多い。
 
2.生命感覚
「生命が失われた後でも生き返ることがあると思いますか」という質問に、「はい」 「どちらかというとはい」と答えた子どもが、小学生41.4%、中学生38.8%存在し、特にテレビゲーム接触時間の長い子どもほどそう答える子どもの比率が高くなることが明らかになった。
 
3.自尊感情・対人関係
たとえば「自分のことを好き」という割合は中学生の場合、ゲーム接触時間が2時間以上の場合顕著に低くなっており、「相手の立場になって考える方だと思いますか」という問いに対しても、小・中学生ともにゲーム時間が増加するほど相手の立場になって考える割合が有意に減少していくことが明らかになった。
 
  ●見えてきた新たな課題 
インターネットでの様々なサイトへのアクセス、チャット、ネットゲームなどが次第に小学生などにもひろがっていることが今回の調査でも見えてきた。学校現場のメディア・リテラシー教育に新たな課題が提起されているのではなかろうか。
 
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文部科学省「青少年を取り巻く有害環境対策の推進」委託事業
「子どものメディア接触と心身の発達に関わる調査・研究」
2004年度事業報告書より
 
[調査時期]
 2004年10月~12月
[調査対象]
 福岡県内の小学校(4・5・6年)1053名/中学校(1・2・3年)1090名/
 高校生731名/大学生567名
 合計 3441名
[調査内容]
1.小・中学生のメディア接触状況と心身・感性に関する質門紙調査
2.高校・大学生のメディア接触状況と心身に関する質問紙調査
3.小・中学生に対するメディア接触状況及びメディアへの意識などのインタビュー調査
4.大学生に対するメディア接触状況及びメディア改善意識などのインタビュー調査
 

 

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